【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第30章 テニスの試合の最終結果 🎾
Kaori『きっと、Lは、今日疲れて帰ってくるだろうから、労(ねぎら)もかねて、Lの大好きなスイーツを、いっぱい用意しておこう!! 格好(かっこ)良かったよ! L!お疲れ様!』
Kaoriは、微笑みながらそう呟いた後、木の影から出て、ホテルに戻った。
そして、試合をし終わった二人は、コートから出て、話しをしながら、移動を始めた。
月『喉も乾いたし、流河に頼みたい事もあるから、この後、お茶しないか?』
流河『ゲームに負けた事ですし、聞ける事なら、聞きましょう。しかし、その話しを聞く前に、私もひとつ、夜神君に言っておくべき事があります。』
そう切り出したLに、月が聞く。
月『何?』
流河『私は、本当は夜神君がキラなんじゃないか、と疑っているんです。それでも、聞ける事なら、何でもお聞きします。』
そんなLの言葉を聞いた月は、一瞬、冷や汗を浮かべた。そして、移動しようとしていた足を一瞬止(と)め、少し笑った後、月はLに言う。
月『ははっ、僕がキラ?』
そう言った月に、Lが返す。
流河『いえ、疑っていると言っても、1%くらいです。それよりも、夜神君がキラでない事と、素晴らしい推理力を持つ事を確信し、捜査に協力して頂けたらという気持ちです。』
そして、Lのその言葉を聞いた月は、考える。
月「[1%くらい]か…。うまい言い方だ。1%でも疑われいると言われてしまえば、こっちの自由は、奪われる…。
0%では、ないのだから、僕がもし[捜査本部の者に会わせろ]と言っても、駄目だと言うだろう。釘を先に刺されたって事だ…。やられた。」
そんな月を、気にする事なくLが月に言う。
流河『とにかく、キラ事件の事を話すには、人が多過ぎます。二人になれる場所に移動しましょう。』
そして、そう言ったLに、月も同意する。
月『ああ、こんなテニスまでして、より目立ってしまったみたいだしね。』