【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第30章 テニスの試合の最終結果 🎾
男性『安永先輩ー。』
その声に、安永が振り返る。
安永『む。』
そして、男性が話し出す。
男性『夜神月って、どこかで聞いた事があると思って調べたら、1999年と2000年の、中学生チャンピオンです!
中3の時の表彰式で、「遊びは中学まで」と宣言し、それっきり、何の大会にも出ていません…。』
それを聞いた安永が、ばつが悪そうな顔をしながら言う。
安永『 ! ……中学の全国1位か…。どうりで…。』
それを聞いた、他の学生達も騒ぎだす。
学生達『すげーな。』
そして、Lと月、二人の試合を観ていた女学生が男性に説明を求めた。
女学生1『ねーねー。じゃあ、その中学チャンピオンと、互角以上に戦ってる。流河君て何なの?』
女学生2『あんた、またそんな事いってるの…?』
その女学生の問いに、男性が、焦った様に説明する。
男性『それが、流河の資料は、何も見つからなかったんだ…。』
そんな話を聞いていた安永が、悔しそうな顔をして呟く。
安永『み…認めないぞ……。』
男性『えっ?』
安永『運動神経が抜群な上、東大にトップで入学なんて…。しかし、あの二人には、是非、我がサークルに入ってもらおう…。』
男性『…………。』
そして、少し休んだ後、また、試合が再開する。
そして、月とLは、互いに考えながら、試合を始めた。
L「今まで、お互いに、キラ事件には振れずにきた…。いきなり腹を割って、そんな話しをするのもおかしい…。」
月「こんなテニスで、親睦が、深まるはずがない…。これは、お互いが[親睦が深まった]と了承しあうための儀式だ。」
L「このテニスをした事で。おまえは、私がまた一歩踏み込む準備をしたと考える…。」
月「このテニスが、終わると同時に、あいつは、キラ事件に触れてくる…。そして、夜神月に、キラしか知らない事を言わせようとしてくるだろう…。」
L「私は[キラ事件の解決の力になる]と言って、おまえに【私がLです】と名乗った。おまえは、そこを利用するに違いない…。」
月「しかし、キラ事件の話しをするなら、少なくとも、今、キラ事件の指揮(しき)を執(と)っているのが、あいつである…。」