【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第29章 親睦のテニス…? 🎾
男性『安永先輩。新入生が、テニスコートを、勝手に使って試合をしてます。』
そう、知らせてきた男性に、安永が答える。
安永『うちのサークルに入った者か?』
男性『そ…それが…。あの、流河早樹(りゅうがひでき)と、夜神月なんですよ!!』
安永『誰、それ?』
そう言った安永に、男性が説明する。
男性『し…知らないんですか? 今年、成績トップで入学した、二人です。』
そう説明した男性に、さも興味が無いといった顔で、安永が答える。
安永『成績トップ? 知らね。』
そう答えた安永に、さらに男性が説明する。
男性『入学の時から、二人でつるんでて、やな感じなんです。これが…。』
そう説明した男性に、安永はベンチから立ちながら言う。
安永『とにかく、勝手にコートを使われていては、我がテニスサークルの面目が立たないな…。』
そう話した後、安永と男性は、テニスコートに向かった。そして、テニスコートに着いたと同時に、安永が驚いた様に言う。
安永『すごい、ギャラリーじゃないか。』
そして、安永に知らせに行った男性も、驚きながら言う。
男性『あれ? つい3分前までは、誰も観(み)て無かったのに…。』
その時、木の影から、試合を観ていたKaoriも、あまりの二人の接戦(せっせん)に、息を呑(の)んで、試合を観ていた。
Kaori『………。何この接戦(せっせん)…。プロ並みだよね? Lもすごいけど、月君もすご…。』
そして、ギャラリーをかき分けながら、テニスコートの前まできて安永が呟く。
安永『……首席(しゅせき)同士の試合が、人を集める…。世の中、話題性だな。その二人を入れれば、我がテニスサークルも、人気に…。』
そう気安く考えながら、コートの試合を観た安永が、二人のラリーを観て、思わず呟いた。
安永『こいつら、アマチュア?』
そして、試合をしながら、Lは、心の中で、月に言う。
L「安心しろ、夜神月…。キラは負けず嫌いだが、キラでなくとも、試合には勝ちたいと思うのが大多数だ。」
そして、月も、心の中で、Lに言う。
月「ムキになって、勝ちにいくとキラっぽい…か?」