【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第29章 親睦のテニス…? 🎾
Kaori『せっかくなら、やっぱり、実際に、L自身が戦ってる所を観たかったから、試合に間に合って良かった!
それに、実際に夜神月も、この目で確認したかったしね。彼が、夜神さんの息子さんの月君か…。』
Kaoriが、そう考えながら、観ていた時、ついに試合が始まる。
Kaori『どうやら、最初のターンは、Lからみたい…。』
そして、試合が始まると同時に、月は、Lの方を見ながら、今回のテニスについて考えていた。
月「まさか、親睦(しんぼく)目的の遊びのテニスで、僕の性格が、キラ的か分析する気でいる。ってわけでもないだろう…。」
月が、そう考えている時、Lも同じように、月を見て考えながら、サーブを打つ。
L「これは、あくまでも親睦のテニス…。キラかどうかの、判断材料にはなり得ない…。しかし、キラは負けず嫌い…。必ず勝ちにくる…。」
そして、その時、Lが打った球が、月のコートに入った。そして、それを見た月が、一瞬、鳩が豆鉄砲をくらったような、表情をした。
月『!?』
そして、そんな月に、Lが点数を言う。
流河『15ー0です。』
そう言った後、またLはボールをつき始めた。そして、そんなLの姿を観ていたKaoriも、一瞬あっけにとられたが、その後、満面の笑顔になり、言う。
Kaori『さすがだね、L!運動神経抜群なのは知ってたけど、実際に見るのと、夢で見るのとは大違いだ。やっぱり、格好いい!!』
Kaoriが、木の影で、一人、感想を呟いていた頃。
コートでは、そんなLに、月が笑いながら、声をかけていた。
月『おいおい、流河。いきなり本気かよ。』
そう言った月に、今度はLが答える。
流河『先手必勝です。』
真顔で、そう言ったLに、月は少し視線を反らし、心の中で、ツッコむ。
月「ああ、そう…。」
そして、二人が試合を始めて少したった後、テニスサークルの安永の元に、知らせがきた。