【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第28章 月の心情 🕵️
そして、月は、椅子に座ったと同時に、考える。そして、そんな月を見たリュークが月に言った。
リューク『ククッ、こいつが、もしLだとしたら、たいしたもんだな。』
月「確かに。こいつがLだとしたら…。いや、実はLじゃなくとも…だ…。僕は…こいつに、何もできない!!
こいつの話しが、もし本当なら…。父にも、Lとして、顔を明かしているだろう。こいつは、僕に対し【自分がLだ】と言った。
と言う事は、こいつが死んだら、真っ先に僕に疑いがかかる。しかも、こいつ…流河早樹などと…。あからさまな、偽名を使っている。
こいつを殺そうと…デスノートに名前を書き、こいつの本名が、流河早樹でなければ…。嫌でも、頭の中に浮かぶ、アイドルの方の流河が死ぬかも知れない…。
こいつ…Lなのか…? そして、僕をキラだと疑っているのか? どの程度(ていど)かわからないが、疑われているのは確かだ…。
でなければ、他に、夜神総一郎の息子に【Lだ】と名乗る理由はない…。レイ=ペンバーの調べていた者の範囲で、まだ捜査してるという事か?
しかし…何故Lが直接(ちょくせつ)僕の前に…。…今はまだ駄目だ。何も考えない方がいい…。こいつは、絶対に今、僕が動揺(どうよう)していないか観察している。」
そして、無事入学式が終わり、生徒達は、思い思いの時間を過ごしていた。そして、そんな入学式を見たリュークが、笑いながら、月に言う。
リューク『ククッ、面白い入学式だったぜ、月。』
そう言ったリュークを無視しながら、歩いていると、誰かが月を呼んだ。
?『夜神君。』
それが、誰かわかったリュークが、ニヤリとしながら、月に声をかける。
リューク『おい、月。あいつが呼んでるぜ。』
それが、誰かわかっている月は、うんざりしながら、自分を呼んだ人物に、視線を向ける。そして、そんな月を気にする事なく、その人物は、月に声をかけた。
流河『今日は、どうも…。』
月は、内心うんざりしながらも、笑みを浮かべ、Lに言う。