【デスノート】原作の物語でLが生きているlFストーリー!
第27章 東応大学 入学式🌸
月はそう思い直し、流河に答える。
月『誰にも言わないよ。何?』
そう返した月に、流河が言う。
流河『私は【L】です。』
そう告白した流河を見て、月は一瞬(いっしゅん)目を見開き、少し驚きの表情をしながら頭の中で考える。
月「ま…まさか…!? 何を言ってるんだ、こいつ!?LがLだと言うはずがない。変な奴だとは思っていたが、マジでおかしいのか?」
月は、その瞬間。自分の足元が、ぐらついたように感じた。それを、何とか理性で抑える。そして、一度目を閉じ、落ち着け、冷静になれ。と自分に言い聞かせ考える。
月「ま…まずい。動揺をするな。もし、本当に、こいつがLなら…。常に僕の反応を見てるはずだ…。とにかく、ここは捜査局長、夜神総一郎の息子、夜神月として自然な行動を取らなくては…。」
そう自分に言い聞かせ、普段通りの表情で、流河に向き直り、挨拶をしながら、握手をする為、流河に手を差し出した。
月『もし。あなたがそうなら、僕の尊敬する。憧れの人です。』
そして、流河の方も、手を差し出し、握手をしながら月に言う。
流河『どうも…。名乗ったのは、キラ事件解決の力になって頂けるかも知れないと思ったからです。』
Lは、口ではそう言いながら、頭ではこう考える。
L「夜神月。表面情は、キラである確率は、5%未満…。だが…私の中では、90%以上…夜神月がキラだ。
監視カメラ、盗聴器を付けている中でも、表情を変える事なく、平然と、何事も無い様な顔をして、証拠も残さず犯罪者を裁く…。
おまえは、完璧すぎる。それに、おまえがキラであれば、これ以上の…プレッシャーはないだろう。」
そして、二人はお互いに、お互いの事を考えながら椅子に座った。