第2章 烏養繋心
放課後、日向くんと体育館に向かいマネージャーになりたい旨を伝えたところすごく歓迎してもらえた。
3年生のマネージャーさん1人で大変だったんだって。
マネージャーの潔子さんも、部員の皆さんもすごくいい人ばかり。
私はバレー部に誘ってくれた日向くんに感謝した。
初日は、体験入部とゆう事で早めに帰らせてもらった。
「ただいまーー」
「おう、おかえり」
たばこをくわえてスマホをいじりながら店番をしていた繋心が応えてくれた。
「ひの、入ってくる時は客がいないのちゃんと確認しろよ。うちの生徒がいるかもしれねぇんだからな」
「ごめんなさーい。気を付けます」
「学校はどうだった?」
「うん。すごく楽しかった‼︎それでね、私バレー部のマネージャーする事にしたの」
「ほぉー、いいじゃねぇか。じゃあルール覚えねぇとな」
「うん。だから繋心教えてねっ」
「任せろ。スパルタでいくぞ」
「優しめでお願いします」
頑張るぞーーー‼︎