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愛・ラブ・ハイキュー‼︎
第1章 田中龍之介
「いつかっていつだよ。今日も見てけよ」
「……」
振り返らず前を向いたままの私。
「遅くなったら俺が送ってってやる。だから見てけよ」
せっかく先輩が誘ってくれてるのに。
どうしても後ろを振り向けない。
どうしてなのか自分でも分からないけど…
涙が溢れてくる。
先輩が優しく話しかけてくれてる。
いつも通りにしてくれてる。
それが嬉しいはずなのに。
なんでだろ…なんで泣いちゃうんだろ…
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