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夢現

第10章 未来への布石


『えっと、その白ひげさんのお気持ちは嬉しいんですけど私ちょっと遠くから来たので』

白「遠くだぁ?

一体どこから来たんだ?」

『それも内緒です』

困ったように笑う恋歌に三人はそれ以上何も聞けなかった。








『では今日のところは帰らせていただきますね』

白「ああ、本当に送って行かなくていいんだな?」

『はい

ありがとうございます』

恋歌はもう一度クラウンクラウンとダークブーツを発動させた。

サ「うぉっ!?

すっげ!それどうなってんの?」

はじめて見たサッチは興味津々のようだ。

『ふふ、これも内緒でお願いします』

扉を開けて部屋からでると、何人かのクルーが甲板にいた。

さきほど自分たちを倒した相手がまだ船にいることに驚いている。

サ「じゃあまたね」

『はい』

マ「こっちから呼ばなくても来たらいいよい

恋歌」

マルコにはじめて名前を呼ばれて恋歌は満面の笑みを浮かべる。

残念ながらもう仮面を付けてしまっているので見えてはいないが。

『はい

今度は遊びに来ますね!!』

白「じゃあなぁ

気ぃ付けて帰れよ」

『はい

それではまた』

次の瞬間一陣の風を残して恋歌はその場から消えていた。
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