第10章 未来への布石
白「計算高い女は嫌いじゃねぇぞ!
グララララ!!」
『ありがとうございます
他に何かご質問はありますか?』
マ「白ひげ海賊団を一番に商売相手に選んだ理由は?」
『私が知るなかで一番好きな海賊ですから』
そう言うと白ひげが豪快に笑い、マルコとサッチも笑ってくれた。
白「それでお前は俺たちから何を得たいんだ?
金か?」
『そんなものは要りません
私がほしいものは"情報"です』
白「情報だと?」
『はい、海賊の情報や海軍の動きの情報そういうことに関する物であればなんでもいいんです
そういう情報がほしいのですがいいですか?』
白「おそらくそういう情報を一番よく知るのはマルコだ
マルコに聞け」
『マルコさん、いいですか?』
マルコに振り向けばまたマルコは溜め息をついていた。
マ「もう親父がお前と契約しちまったんだ
情報は教えざるを得ないだろうよい」
その言葉に恋歌は笑顔を浮かべる。
白「恋歌、お前も俺との約束果たしてもらおうか」
『約束?』
白「忘れたとは言わせねぇぞ
俺がお前と契約したら顔、見せてくれるって言っただろ?」