第2章 異世界へ
『私一度染めてない金髪になりたかったの
それから目の色も変えたいな
身体能力はONE PIECEの世界に行くんだったら高い方がいいよね
っていうか原作は変えてもいいの?』
神「愚問だな
あの三人の未来を変えるためにお前を呼んだ俺がそれを否とすると思うか?」
『それもそうだね
じゃああの三人を守れるだけの力を頂戴
武器とか技とか考えるのめんどくさいから私の世界にあった漫画の技を使えるようにしてほしい』
神「わかった
これは渡しておこう」
急に目の前が歪んでそこから一本の刀が出てきた。
それを手に取りながら恋歌は神様に問いかける。
『これは?』
神「それはお前の世界のBLEACHという漫画の斬魄刀の能力を全て使えるようにした刀だ
それひとつで全ての能力が使える」
『わかった』
神「なら、そろそろいいか?
時間軸的にはお前はガープと知り合いで幼いあいつを預かるところからってとこだな
あいつらと住むところとか金は心配するな」
『何から何まで…
本当に神様みたい』
神「…では心の準備はいいか?」
『うん
私にそんな大層なことできるかはわからないけど出来る限りのことはしてくるよ』
神「期待してる
俺はここで別れるとお前とは簡単に会話はできなくなる
無責任だと思うかもしれないが…」
恋歌はその神様の沈んだ声にくすりと笑う。
『そんなことないよ
貴方はこの世界の人の幸せを願ってる神様
勿論これからこちらの世界の人間になる私の幸せも願ってくれるんでしょう?』
神「勿論だ」
『ならそれで充分』
神「感謝する…
では行くぞ 」
そこからこの空間の記憶はない。