第2章 異世界へ
『ご、ごめんごめん
自分から私を連れてきといてそこまで私のことを気にしてくれるなんて横暴なのか人間想いなのかって思ってね』
恋歌は目に涙を溜めながら話す。
その様子に気分を悪くしたのか些か拗ねたような口調になりながら神様は話し出した。
神「ふんっ
別にお前のことなんか気になんかしてない
じゃあ勝手に飛ばしてやる!」
『(ツンデレ?でもまぁ…)
貴方は自分の世界の人の幸せを願ってる
私はそんな優しい神様のお手伝いをさせてもらおうと思ってね
三人の子どもっていうのも大体予想はついてるし行ってもいいかなって』
神「そうか…
お前にしてよかったよ」
神様は心底嬉しそうに言った。
その言葉に恋歌も微笑みで返す。
『さっきサポートもしてくれるって言ってたよね?』
神「ああ…
何でも叶えてやろう
容姿、武器、身体能力なんでも思い通りだ」
その言葉に恋歌は考えを巡らす。