第9章 山賊たちの元へ
ガ「それにじゃ、エース」
ガープはエースに目線を移し、黙っていたエースに話しかける。
ガ「いつまでも恋歌の後ろに隠れておってよいのか?
お前も男なら強くなって大事なもの守って見せんか!!
先ほどもワシから逃げるために恋歌の後ろに逃げたであろう?
そんなことではお前は強くなれん!」
エ「強く…」
ガ「そうじゃ
エースは恋歌が大事か?」
エ「ああ、母ちゃんは俺の一番大事な人だ」
エースの母ちゃんという言葉に一瞬驚いたガープだが、それが面白いというように声を上げて笑った。
ガ「はははっ
ならばワシに着いてくるな?
お前の大事な母を守りたいのであれば強くなれ!」
その言葉にエースは決心したようだった。
恋歌は離れたくはなかったが恐らくエースが向かう先はダダンのところでそこに行くことで後の二人に会えると思い、エースが行くのを見届けることにした。
そしてガープは明日の朝迎えに来ると言い、夕食を食べてすぐに帰っていった。