第24章 デービーバックファイト
ロビンにニーナの紹介をしているとフォクシーと話していたルフィが突然叫んだ。
『?なんだろ』
ル「母ちゃん大変だ!」
ルフィがすまなさそうな顔をしてこちらに叫ぶ。
『何があったの?』
ルフィに何事かと聞こうと思ったらフォクシーの独特な笑い声に遮られた。
フ「恋歌とやら
お前は麦わらの一味ではないらしいな!」
『それが何か?』
フ「このデービーバックファイトは双方の海賊団ではない者が参加する場合はあることをしてもらう必要がある」
『あること?』
フ「それはその参加する者と相手側の選んだ選手との対決だ!」
どうだと言わんばかりのドヤ顔で恋歌に言うフォクシー。
『それで?』
だが恋歌の返答にフォクシーは転けた。
フ「それでってお前!
お前みたいなひょろひょろの女が戦えるわけないだろうが!!」
ル「すまねぇ母ちゃん
余計な戦いをさせちまう…」
ルフィは恋歌に余計な戦いをさせてしまうことに申し訳ないと思っているようだ。
『大したことじゃないわ
それで?私は誰と戦えばいいの?』
ルフィに気にするなと笑うとフォクシーに目線を向ける。
フ「こ、後悔してもしらんぞ!
待ってろ!今相手を相談してくる」
フォクシーは自分の海賊団に帰って相談を始めた。
ナ「ほんとやっかいなことになったわね
ところで恋歌気になってたんだけどその指輪と髪飾りってもしかして…」
にやにやしだすナミに恋歌は苦笑いを浮かべる。
『うん、エースにもらったの』
ナ「きゃー、やっぱり!!」
ナミが嬉しそうに跳び跳ね始めた。
ニ「ナミ、その時の話一部始終教えてあげようか?」
ナ「教えて教えて!!」
『ニーナ!ナミ!』
恋歌が何を言い出すのかと二人の名前を呼んだが二人はすでに話をやめる気配は微塵もない。
ロ「諦めるしかなさそうね
私も聞いてこようかしら」
『お願いだからやめて…』
恋歌は恥ずかしそうに項垂れるしかなかった。