第24章 デービーバックファイト
ル「んだよ割れ頭」
話しかけてきた男にルフィが嫌そうな顔でそう言うと言われた男は地面にめり込んだ。
『あれ誰?』
ナ「銀ぎつねのフォクシーってやつで私たちにデービーバックファイトっていうゲームを仕掛けてきたやつよ」
ナミに今までの経緯を教えてもらいすでに一ゲーム終えて負けてしまったらしい。
ナ「それで負けたら仲間が盗られちゃうの
最初に指名されたのはチョッパー」
『ほんとだ、向こうにいる』
ステージに黒いマスクをして椅子に座らされている。
ナ「でも次にチョッパーが出るはずだったのにとられちゃったから人数が減っちゃったの」
ゾ「俺はそれでもいいんだがな
むしろ一人の方がいいぐらいだ」
その言葉を聞いたサンジとまた喧嘩を始めたがナミが無視をしたので話が続けられる。
ナ「どうやって恋歌がここに来たのかはわからないけどルフィが助っ人だって言ってたから…」
『私にチョッパーの代わりに出てほしいと』
ナ「そういうことでしょうね」
フ「だがな麦わら!最初に出した紙に名前がなけりゃ参加はできねぇ!」
復活したフォクシーが胸をはって得意気にそう言ったがルフィは上にいるでかい雀に乗った男に声をかけた。
ル「おーい!俺ちゃんと紙に恋歌って名前書いたよな?」
「えっとちょっとお待ちください…
あ、あります!確かに補欠の欄に恋歌と名前が書いてあります!」
フ「なんだと!?」
ル「にしし!」
今度得意気に笑ったのはルフィの方だった。
ナ「あいついつの間に…」
ロ「ふふ…船長さんも中々やるじゃない
よほど貴女とこれに出たかったのね」
『そうかな?
貴女は?』
始めて見るロビンに恋歌は首を傾げる。
ナ「そういえば恋歌は始めてだったわね
彼女はロビン
アラバスタを出たあとに私たちの仲間になったの」
ナミがロビンを恋歌に紹介してくれる。
ナ「こっちは恋歌
ルフィの母親よ」
ロ「あら、船長さんのお母様はこんなにお若いの?」
『私は本当の母親ではありませんから
家族であることに変わりはありませんけど』
ロ「こんな時代ですもの
人それぞれ事情はあるわ
私にも普通に話してくれる?」
『うん
これから何度か会うかもしれないけどよろしくね』
ロ「こちらこそ」