第24章 デービーバックファイト
とりあえず普通の格好で来いと言われ、発動は全て解いて、今日着ていた膝丈の白のワンピースにヒールのあるサンダル姿になった。
ル「おーい!助っ人連れてきたぞー」
三人でメリー号から降りるとルフィが両手に恋歌とニーナの手を掴んで走り出した。
ルフィの仲間たちは助っ人が誰なのかわかり驚いている。
ルフィの仲間の前につくとルフィは手を離して仲間に笑いかけた。
ナ「恋歌!?」
ウ「だから恋歌はどうやって現れんだよ!!」
ウソップが神出鬼没な恋歌に突っ込みをいれる。
『それはまぁ…』
ゾ「こいつには詮索はなしって話だったろ?
いいじゃねぇか」
ウ「確かにそうだけどよ…」
困ったように笑うとゾロが助け船を出してくれる。
ゾ「ところでそっちのやつは誰だ?」
ル「俺の姉ちゃんだ!」
ルフィが仲間たちに笑顔でニーナを紹介する。
「「「「「ね、姉ちゃん!?」」」」」
ルフィの言葉に感動しているニーナの前ではルフィの姉ちゃん発言に全員で驚きの声をあげた。
ニ「始めまして
ルフィの姉のニーナです」
「「「「あ、こりゃどうもご丁寧に」」」」
ニーナが頭を下げるとルフィ意外の仲間たちは声を揃えて頭をさげた。
サ「ニーナちゃんって言うんだー
俺サンジって言うんだー」
ニーナにメロメロになったサンジは目をハートにしながらくるくる回っている。
ニ「は、はぁ…」
ニーナはドン引きしているが…。
ゾ「エロコック」
サ「んだとこら!!」
ナ「はいはい!
喧嘩しないの!」
サ「はーい!ナミさん!」
ニ「なんか面白い人たちですね」
『そうでしょう?』
相変わらずコントのようなやり取りに場の雰囲気が和む。
「ちょーっと待て!麦わら!」
和んでいたのに一人の男がその空気を破った。