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夢現

第22章 デート


サボ「じゃあそろそろ遅いし明日俺らはこの島でなきゃいけねぇし寝るか」

外を見てみると月の位置で結構遅い時間だとわかる。

『そうだね』

サボ「ほらニーナ

俺らは出ていくぞ」

サボがニーナの首根っこをつかんで引きずっていく。

ニ「なんでよ!?

恋歌とエースを二人にしたら恋歌が危ないわ!!」

サボ「エースは恋歌の嫌がることは絶対にしないやつだ

だから大丈夫だ」

ニ「納得できないー!!」

サボ「おやすみー」

ニーナはまだ何か叫んでいたがサボが強制的に部屋から出した。

『…良いコンビだね』

エ「そうだな

でもよかったのか?」

『何が?』

エ「ニーナを受け入れて」

『ああ、そのこと

ニーナって奴隷だったって言ってたでしょ?

だったら家族なんかいないんじゃないかなって…


私はこの世界には血の繋がった家族はいない

エースも血の繋がった家族はいない

サボはいてももう会うことはないと思う

ルフィはガープさんがいるけど簡単に会えるわけじゃない

でもねそんなの関係ないの

三人は私の自慢の息子でそれはどんなことがあろうと変わらない

ニーナもいい子だと思う

あなたたちに感じたようにね

だから家族になれると思った』

エ「そっか

俺たちの母ちゃんがそれでいいなら何も言わないさ」

『ありがとう』

エ「さぁて俺たちも寝るか」

『うん』

エ「恋歌こっち来いよ」

エースが先にベッドに横になり隣を叩かれる。

ちょっと恥ずかしそうにしながらももそもそとエースの横に寝転がる。

今日も枕はエースの腕だ。

エ「今日で暫くこういうのもお預けだからな」

『うん』

エ「なぁ…ひとつ聞いていいか?」

『何?』
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