第22章 デート
エ「へぇー、ルフィのやつもなかなか成長したんだな
負けっぱなしの末っ子だったあいつが七武海の一角を落とせるようになるとは」
『でしょ?私が側にいても一度も頼ろうとしないで自分の力だけで勝ったのよ』
エ「あの泣き虫が自分の力でか…」
『でもねーどんどん頼られなくなるんじゃないかってちょっと寂しいけどね』
エ「大丈夫さ、俺がいる
俺には恋歌が一生必要なんだから
俺たち三人は恋歌に力を使わせないようにするため、守るために強くなったんだ
その恋歌を戦いに巻き込むわけにはいかなかったんだろ」
『守ってくれるのは嬉しいけどね
私だってみんなを守りたいの』
エ「知ってる
でも男としてはずっと甘えてるわけにはいかないんだ」
『…はーい』
エ「明日は朝から指輪貰いに行かなきゃならねぇし、もう寝るか」
『うん』
二人は順番に風呂に入ったあと、明日に備えてすぐに眠りについた。
恋歌はエースに腕枕をされてしばらくは眠れなかったが。