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夢現

第21章 アラバスタ


ルフィのペンダントの気配のある方へ行くと全員が集まっていた。

ナ「無事だったの!?」

恋歌に気づいたナミがかけよって抱きついてきた。

『あんなぐらいじゃ死にませんよ

私は伝説とまで言われた桜姫なんですから』

ナミの頭を撫でながら笑って言う恋歌にナミは涙を流す。

ナ「よかった…ほんとによかった…」

ウ「まさかあの爆発で生きてるとはな」

ゾ「一体あんた何者なんだ?」

『秘密です』

口に人指し指を当ててそう言えば諦めたようにため息をつくクルーたち。

サ「でも助けてくれたことにはかわりないんだ

ありがとうな」

『いいえ、私は海賊専門の助っ人です

海賊に手を貸すのは当然のことですから

それから船長さんにこれを渡しておいてください』

未だに抱きついているナミにルフィの麦わら帽子を被せる。

ナ「これって…」

『預かりものを返しに来ました

もう私のすることはなさそうなのでこれで失礼しますね』

ナミと離れて背を向ける。

ナ「また会える?」

『はい、いつかまた…』

ナ「今回は本当にありがとう」

ウ「俺も助けてくれてありがとな」

チ「お、俺も助けてくれてありがとう!!」

ゾ「治療助かった」

サ「今度は俺の料理でも食ってくれよ

礼がしたいから」

『お礼なんかいいですよ

でもまた会いに来ますね』

恋歌は全員から感謝を受けてその場から消えた。












ウ「行っちまったな…」

ナ「また会えるわよ、きっと」

ゾ「なんであそこまで俺たちに力を貸してくれたのかはわからねぇが悪いやつじゃなさそうだ」

チ「なのにすごい賞金首なんだろ?」

サ「そりゃ海軍の基準だからな

本人も言ってたろ?海賊専門の助っ人だって」

チ「俺たち海賊でよかったな」

「「「「「確かに…」」」」」
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