第21章 アラバスタ
ビ「でも恋歌さんを危険な目に合わせてしまうわ」
恋歌は立ち上がってビビを抱き締める。
『ビビは私を誰だと思ってるの?
これでも懸賞金20億超えの賞金首よ?』
笑ってそう言えばビビも抱き締め返してくれた。
ビ「そうね
ありがとう恋歌さん」
『最後にひとつ
この姿の時は桜姫よ、ビビ王女』
ビ「わかりました
桜姫さん」
『ではいつでもお呼びください
私は今回貴女の為にいるのですから』
そう言うと恋歌はビビを離して結界を解き一瞬で姿を消した。
ビ「ありがとう…」
先ほどまで恋歌がいた場所を見つめはめられた腕輪を大事そうに抱えた。