第21章 アラバスタ
ナ「ナノハナって最近じゃない!
あれ?でも島にいてた頃からってことは少なくとも三年は経ってるわよね
あんた一体どれだけ待たしたのよ」
『五年ぐらいかな…』
ビ「五年!?」
ナ「エースもよく待ってたわね
尊敬するわ」
『うん…』
ナミが本当に関心したように言うと恋歌は悲しそうな顔をした。
ビ「どうしました?」
『エースは待っててくれた
それは嬉しいんだけど私より若くて綺麗な女の子いっぱいいるのに…』
そう呟くとナミに額を小突かれた。
ナ「バカね、好きでもない女のこと五年も待ってられないわよ
あんたはエースのこと嫌いなの?」
『そんなわけない!』
ナ「ならいいじゃない
歳がどうとかいうけど恋歌は私たちと大して変わらないように見えるわ
だから大丈夫よ
それに自分をそんなに過小評価してもそのあんたを待ってたエースのこともバカにしてるってことになるわ
回りから見てたらあんたは十分愛されてる
もちろんルフィとサボからもね
だから自信を持ちなさい」
ナミの力強い言葉がすとんと心に入ってきた。
『うん
ありがとう』