• テキストサイズ

夢現

第21章 アラバスタ


『おいで

氷ならいくらでも出してあげるから』

チ「ほんとか!?」

恋歌は比較的涼しい日陰でチョッパーと氷で遊び始めた。

すぐにウソップとルフィもやってきて、色々氷でやってあげる。

氷柱を出してあげたり、チョッパーを氷で作ったり、白ひげのマークを作ったりした。

エ「恋歌ちょっとこっち来い」

暫くしてエースに呼ばれたので最後にひとつ巨大な氷を作ってそれで遊んでればいいと言うと大喜びで遊び始めた。




『何?』

エ「いいから座っとけ

ちょっとは休まねぇとお前がもたねぇよ」

エースは力を使い続ける恋歌の心配をして呼んだようだ。

『あんなの大したことじゃないわ

あれで喜んでくれるならそれでいいの』

エ「ったく、昔から子どもに甘すぎなんだよ

少しは自分の心配もだな…」

説教のようになってしまったエースの言葉を苦笑いしながら聞き流す。





ゾ「で、何なんだこのラクダは」

先ほどルフィが連れてきたらしいラクダに疑問を感じてゾロが聞く。

ル「さぁ…

さっき鳥追ってたら不思議植物に食われそうになってたんだ」

ビ「野生のラクダではなさそうね」

ナ「うん

鞍がついてる」

不思議に思っていたクルーたちだがチョッパーの通訳により、チョッパーの知り合いで先ほど助けてもらったそうだ。

ウ「なら乗れるな!こいつに乗っていけば楽だ」

狙って言ったのかはわからないがダジャレのような言葉を口にするウソップ。

サ「おお、そりゃ助かるな

二人は乗れそうだ」

ゾ「砂漠にラクダはつきものだ」

ル「じゃあまず俺が…」

一番にラクダに乗ろうとするルフィだが乗り切る前にラクダに頭を噛まれてしまった。

ル「何だよ」

そこでまたチョッパーの通訳が入る。

チ「"俺は自由を愛するハードボイルドなやさラクダ

あぶねぇところを助けてくれてありがとう

乗せてやってもいいが俺は男は乗せない派だ"」

そのチョッパーの通訳を聞いてルフィ、サンジ、ウソップが怒ってラクダを蹴りだした。

ウ「てめぇチョッパー乗せただろうが!」

チ「"男気だ"」

そしてさらにぼこぼこにされるラクダ。

『ラクダってハードボイルドっていう言葉知ってるのね』

エ「だから気になるとこはそこじゃねぇだろ…」
/ 454ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp