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夢現

第21章 アラバスタ


『【縛道の八十一 断空】』

恋歌が前に片方の掌を向けて呟くと透明な壁が現れた。

ウソップには見えていないのか涙を流して暴れている。

砂嵐が壁に直撃し、風が左右に流れていく。

恋歌の後ろには風がひとつも流れていない。

暫くして砂嵐が収まると硝子の割れるような音と共に恋歌が作った壁は壊れていった。

エ「お疲れさん」

壁か完全に壊れるとエースに頭を撫でられた。

『このぐらいならね

?』

後ろは大丈夫かと振り向くとルフィとサボ以外は口を開けたまま固まっている。

『皆のあの顔なに?』

エ「驚いただけだろ」

ル「すっげーな!

今のは始めて見た!

なぁ、俺他にも見たい!」

ルフィは興奮しているようで一人喜んでいる。

『また今度ね

ビビ』

ビ「あっ、はい!」

『信じてくれてありがとう』

最初は驚いていたビビだがお礼を言われて微笑んでくれた。

それから準備を整えてユバに向かって再び歩き出した。

















ル「なぁサンジ弁当食おう

海賊弁当!」

お腹の空いたルフィが弁当を食べたいとサンジにねだる。

サ「まだ駄目だ

ビビちゃんの許しが出るまではな」

だがサンジに駄目だと言われ今度はビビにねだるルフィ。

そのお陰か今度岩場を見つけたら休憩ということになった。

ル「じゃんけんで勝ったやつが全員の荷物を運ぶんだ!」

次で休憩と聞いたルフィは急に元気になり、変な提案をした。

しかもその提案をしときながらルフィが後出しで負けていた。


サボはしっかり参加していたが、恋歌とエースは見ているだけだった。
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