第21章 アラバスタ
ナミによると風と気候が安定してきたらしい。
しかもバロックワークスの社員たちも集まってきているということで人数的にも不利であることがわかった。
そして島に降りる前に先ほど出会ったMr.2対策を考えた。
ゾロの提案により全員左腕に包帯を巻くことになり、お互いに包帯を巻きあう。
『私も?』
ゾ「一応な
顔が割れてないとは言えいつあいつに会うかわからねぇからな」
恋歌もゾロに包帯を巻いてもらった。
ル「よぉし!とにかくこれから何が起こっても左腕のこれが仲間の印だ!!」
ナノハナという町で必要物資を調達するという。
ナ「いい?皆に言っとくけどくれぐれも本能での行動は慎んでよ?」
サ「はーい、ナミさん」
ゾ「それを一番言い聞かせなきゃいけないやつはもういねぇぜ」
ル「めーしーやー!!」
ルフィはナミの忠告を聞く前に飛び出して行ってしまった。
ナ「待てこら!」
ウ「本能のままだな…」
ビ「どうしよう…」
『あはは…
大丈夫いざとなったら私が迎えに行くわ』
苦笑いしか出ない恋歌だがルフィの居場所ならいつでもわかるためそう提案する。
サ「でもどこにいるかわからないだろ?」
『ルフィがペンダントしてるの知ってる?』
ナ「ああ、あの赤いやつ?
あれいっつもしてて絶対外さないのよね
最初合ったときは私触れなかったし」
『ナミあれ触ったの?
怪我しなかった?』
ナ「ちょっと弾かれただけだからね
あれなんなの?」
『あれ私があげた物なの
あれをルフィがつけている限りルフィがどこにいても居場所を知ることができる
ちなみにナミが弾かれたのはその時はルフィのことを信用していなかったから
相手がルフィのことを信用したら触れる仕組みになってるの
だから今は触れるはずよ』
ナ「便利なのか微妙なところね…」
『でもこういうときは役にたつでしょ?』
恋歌の言葉を信じてウソップの作戦でビビも買い出しに来ることになった。