第20章 ドラム王国
『私はそっちの呼び方の方がやっぱりいいな』
ル「ならいいか」
『もう気にしてないよ』
ウ「ちょっ…ちょっと待て!」
ル「なんだよ」
ウ「母ちゃんってなんだよ
恋歌ってお前の姉さんだろ?」
ル「おめぇどこ聞いてたんだ?
母ちゃんだって言ってんだろ?」
もう開き直ってしまったルフィにウソップが驚きで叫んでしまった。
ナ「そんなのどう考えても歳があわないじゃない!」
ル「母ちゃんは不思議人間なんだ」
ナ「不思議で片付けんな!
恋歌あんた一体いくつなわけ?」
ナミはルフィを殴ったあとに恋歌に向き合う。
『秘密』
口に人指し指をあてて笑う恋歌にナミはため息をついた。
ゾ「しっかしなんでそんな嘘ついたんだ?」
ウ「そうだぞ!ルフィお前恋歌は嘘ついたことねぇって言ってたじゃねぇか」
ル「俺に嘘をついたことは一度もねぇよ?」
ウ「お前限定かよ!」
『姉と言っておいた方が納得するでしょう?
しかも母親と言っても替わりだったから』
ナ「そんなの関係ないわ」
『ナミ…』
ナ「代わりだろうとなんだろうと家族だとお互いに思っていれば家族なのよ」
『そうね
私はルフィを自慢の息子だと思ってるから
血の繋がりは必要ないと思っているからこそルフィを息子だと堂々と胸を張って言えるの』