第20章 ドラム王国
チョッパーがくれはにお別れの挨拶をしに行くというのでチョッパーを外で待つことにした麦わら海賊団。
ウ「恋歌よぉ、お前体の方はほんとにもう大丈夫なのか?」
『ええ、もう大丈夫よ』
ル「無理すんじゃねぇぞ?
力は使えるようになったのか?」
恋歌は手を開いたり閉じたりして感触を確かめる。
『もういつも通り使えるよ
心配かけたね』
ル「母ちゃんが元気じゃねぇと調子狂うからな
怪我したりしてるとこあんま見たことねぇし」
『そう?』
ル「昔からそうだからな
俺が母ちゃんの怪我見たのなんか一回きりだ」
『ああ、あの時ね』
ル「あん時は俺たち三人で焦ったんだからな
ていうかお前ら何固まってんだ?」
ルフィと恋歌が昔の話をしていると他のクルーたちが全員こちらを向いて固まっている。
『ルフィ、私のことなんて呼んでる?』
ル「そりゃ普通に母ちゃんって…
あ…」
ルフィはやっと気づいたのかしまった、という顔をしている。