第17章 帰還
『まず、皆の戦い方を見て思ったのは皆動作が大きすぎることかな
殴る動作が大きすぎて相手に避けられやすくなる
エースとサボは筋力があるから腰から回すようにすれば力は十分でると思う
ルフィはまずはパンチの反動に慣れることが先かな
あとは飛び上がりすぎないこと
空中では動きが制限されてしまう
飛び上がるときはいざというときのために何か途中で方向を変えたりすることができるようにしておくのもいいかもね』
恋歌の言葉に三人はポカンといた顔をしている。
『な、何か変なこと言った?』
三人の反応に何か余計なことを言ってしまったのかと一人焦る。
サ「いや、ほんとに母さんって強いんだなって思ってさ」
エ「いつもの感じ見てたらとてもそうは見えないからな」
ル「やっぱ母ちゃんはすげぇな!」
『こんなのあくまでアドバイスだからね
私そんなに肉弾戦って得意じゃないし…』
ル「母ちゃん一回俺と戦ってくれよ!」
「「は?」」
『私と?どうして?』
ル「俺一回母ちゃんと戦ってみたかったんだ!」
笑顔で言うルフィに恋歌は断るに断れなくなってしまう。
サ「お前守るって決めた相手と戦ってどうすんだ?」
ル「だって守りたい母ちゃんより強くなりたいんだから母ちゃんがどんぐらい強いのか見てみてぇじゃねぇか!」
この言葉が二人を納得させたのか、それなら自分もということで三人と戦うことになってしまった。