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夢現

第4章 初日終了




考え事をしている間にいつの間にか体まで洗われてしまっていたエース。

『はい、終わり

ずいぶん大人しかったね』

と、急に言われたときにはエースは心底驚いていた。

今エースは自分の方を洗うと言うことで湯船に立ちながら浸かっている(立っていないと溺れるのだ)。

だいぶ急いでくれたのか十分程度で全てを終わらせたようだ。

『お待たせ

上がろうか』

そう言ってエースを湯船から出して持ってきたタオルでエースの体を拭いてやる。

恋歌は素早く自分の体を拭いて服を着た後にエースの頭を拭いてやりながら何を着せようかと悩む。

『(エースの荷物が届くのが明日だから明日までは替えの服がないってことよね

神様が用意してくれた私の服でも着せておこうか)』

そう思い自分のTシャツを一枚持ってきた。

エースに着せてやるとワンピースみたいになってしまったが今日限りだしいいだろうと自己完結させた。
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