第17章 帰還
『一人の女として?///』
恋歌はエースからの告白に更に顔を赤くした。
だがエースの真剣な目から目を反らすことはできない。
エ「確かに最初は"母親"としての母ちゃんが好きだった
でも今は違う
赤髪に触られたってだけでも例えルフィの恩人だろうと殴りに行きたいし、近づくなって言ってやりたいぐらい嫉妬してる
ましてやキスされたなんて聞いたらよっぽどだ」
『でもいきなりだったし…///』
エ「同意の上なんかもっと許せるか!
まぁ過ぎたことは今更母ちゃんに言っても仕方ねぇか…
俺としてはこれから俺のことをどう思ってくれるのかが聞きたい」
『エースのことをどう思うか?』
エ「俺は母ちゃんを一人の女として愛してる
だけど今の母ちゃんは俺のことを一人の息子として愛してくれてる
でもなそれじゃあ嫌なんだ
俺は母ちゃんだけしかこの先も好きにならない
諦めるつもりもない」
『でも、私は見た目はエースたちと変わらないかもしれないけどほんとはもっと年上なわけだし…』
エ「そんなの気にしない
それに俺が母ちゃんがルフィと同い年になるまで歳をとらないって聞いて時が来たら話すことがあるって言ってたのはこの事だ
最終的には母ちゃんは俺の三つ下ってことだ
ほんとの歳とか別にいい
俺は母ちゃんの全部が好きだからな
で、母ちゃんは俺がこうやって言ったことどう考えてくれる?」
こう言えば恋歌は絶対に言い逃れや、誤魔化しが出来ないことがわかっていてこういう言い方をエースは選んだ。
自分のことを見てもらうために。