第16章 白ひげ海賊団での暮らし
『ありがとうございます
実は私…桜姫なんです
でもある事件がきっかけでここにお世話になることになりました
桜姫として力を使うことはできないので白ひげさんに頼んでこの船では非戦闘員として過ごさせてもらってます』
恋歌の説明にジョズとビスタはぽかんとしている。
ジ「恋歌があの桜姫?」
『政府の人たちからはそう呼ばれています』
ビ「ある事件というのは?」
『天竜人という人たちをご存じですか?』
ビ「世界貴族の?」
『はい、その天竜人です
実はその…』
恋歌が恥ずかしそうに言葉を濁すとサッチが繋いでくれた。
サ「そいつぼこぼこにしちゃったんだと
ついでにそいつが乗ってきた船もミサイルみたいなので壊したんだって」
「「は?」」
とてもそんなことをするような人物に見えないのに意外な事実でここにいることがわかり驚きが隠せない。
マ「見た目からは信じられないだろうが新聞の記事にも乗ってたから事実だよい
怒らせたらおっかねぇよい
お前ら気を付けろよ」
冗談交じりにからかうように言うマルコに恋歌は慌てて訂正する。
『そ、そんなことしませんよ!
あの時は…その…息子が…』