第16章 白ひげ海賊団での暮らし
甲板に戻ってきた恋歌は先程水を求めていたクルーに水を渡してやった。
『気分はどうですか?』
「ありがとう
だいぶ楽になったよ」
『そうですか
よかったです
じゃあこのコップ戻してきますね』
「あ、…」
恋歌はサッチたちが食堂から帰ってしまわないように急いで食堂に戻った。
食堂の扉を開ければマルコが一人増えただけでまだ言いたいことのある二人がいてくれたことに安心した。
『よかった
まだ皆さんいてくれて』
マ「恋歌じゃねぇかよい
そんなに急いでどうした?」
サ「恋歌ちゃんはジョズとビスタに話があるんだ
な?」
『はい
ジョズさん、ビスタさん私の話聞いてもらってもいいですか?』
二人は不思議そうな顔を見合わせていたが頷いてくれた。
マ「こいつらにも言うのか?」
サ「隊長たちぐらいには言ってもいいんじゃないかって俺が言ったんだよ」
マ「そうかよい
まぁそれには俺も賛成だよい」
『このことを知っているのはこの船では白ひげさん、マルコさん、サッチさんの三人です
今から話すことは他言無用でお願いします』
ジ「なんだかよくわからねぇけど秘密は守るぜ」
ビ「俺もだ」
隊長の二人は快く承諾してくれた。