第15章 ゴア王国
ブ「いくらあの"桜姫"でもここを撃たれれば死ぬんだろ?」
『ええ、まぁ人間ですから』
この状況でも余裕な態度を崩さない恋歌にブルージャムは発砲した。
撃たれた衝撃で体が後ろに傾いていく。
ル「"桜姫"!!」
恋歌の元に駆け寄ろうとしたルフィが油断して額を斬られる。
エ「ルフィ!!」
ルフィが刀で体を貫かれようとしているが自分も他の敵と戦っているため側に行けないエースは叫んだ。
エ「ルフィに手を出すなー!!」
その瞬間回りの炎が一瞬だけ消え、ブルージャムの手下達が倒れる。
唯一立っていられたブルージャムもいきなりのことに驚いている。
エ「ルフィ!!大丈夫か!?」
それをした本人はルフィを心配してルフィに駆け寄る。
エ「そうだ!"桜姫"は!?」
先程額を撃たれて倒れてしまった恋歌はどうなったのかと恋歌を見る。
『案外響くものですね』
恋歌は額を押さえてあいたたたと言いながらも普通に立っていたのでエースは安心して息をはいた。
ブ「お前…何故生きてる!?」
『さて、何でだと思います?
教えないですけど』
頭を撃ち抜かれたはずの人物が平然とたっていることにブルージャムは恐怖を覚えた。
ブ「くそっ!こうなりゃガキだけでも殺してやる!」
やけくそになったのかブルージャムはエースに銃口を向けて発砲した。