第15章 ゴア王国
ブ「意味わかんねぇよ!!
あの噂の"桜姫"がこんな腰抜けな発言をするとはな!
おい!"桜姫"もろともやっちまえ!!」
一斉に三人に襲いかかってきたブルージャム海賊団。
『エース!ルフィ!!』
エ「自分の身ぐらいは守れる!」
『わかった』
恋歌は真っ先に二人の心配をしたがエースの言葉を信じてブルージャムに向かっていった。
背中にある斬魄刀を何も発動させないまま抜いて斬りかかる。
ブ「そんな細っこい腕じゃ俺とは戦えねぇよ!」
すぐに交えた刀はブルージャムによって払われ、恋歌は後ろに飛ぶ。
空中で態勢を立て直し、空気を蹴ってもう一度斬りかかる。
ブ「何!?」
ブルージャムは地面に足がついていないのにまた突っ込んできた恋歌に驚きながらも持ち前の反射神経で刀を受け止める。
『さすがですね
今のは止められるとはちょっと思ってませんでした』
全くそんなことを思ってなさそうな声で言われてブルージャムの怒りが増す。
ブ「てめぇ…おちょくってんのか!!」
銃を出したブルージャムは至近距離にある恋歌の額に銃口を向ける。