第14章 家族
『見えない?』
サ「そ、そりゃ…
もっと若いかと思ってた」
エ「俺も…
昔に歳を聞いたっきりだったから気にもしてなかった
でも俺の記憶じゃ八年前と全く変わってないんだけど…」
じーっと見てくる二人に恋歌は笑って言葉を紡ぐ。
『実は私ある一定の間は歳をとらないように神様がしたの
だからこの姿は18の時のまま』
エ「歳をとらない?」
また人智を越えた話が出てきたのでエースとサボは頭を抱えたくなった。
サ「ある一定の間ってどういうこと?」
『どういう意図があって歳をとらなくしたのかは教えてもらってないかはわからないのよ』
エ「じゃあいつまでそのままなんだ?」
『ルフィが18になるまで』
サ「なんでルフィ?」
『神様が三人兄弟の末っ子が今の私と同じ歳つまり18になったらまた成長するって言ってたの
この兄弟の末っ子はルフィ
つまりルフィが18になるのを待つってことね』
エ「じゃあ俺たちの方が年上になるんじゃね!?」
エースがきらきらした目でそう言ってくる。
そんなエースにサボと恋歌は急にどうしたのかと若干思いながらも同意する。
『そうね
私は精神年齢的には上だけど肉体的には二人よりは三つ下にいつかはなっちゃうね』