第14章 家族
『ごめんごめん
三人とも仲良いなって思って
ルフィ血吹きおわったから頭の怪我見せて』
素直にルフィは帽子を脱ぐ。
エ「どこをどう見たら仲良く見えるんだよ…」
『喧嘩するほど仲が良いってね
ルフィまだ痛い?』
エ「それとはまた違う気が…」
ル「いてぇ…」
『サボもそう思うよね?
じゃあ秘密を守ったご褒美に治してあげよう』
サ「俺からは何とも…
ていうか治すって?」
ル「治してくれんのか!?」
サボは言葉のおかしさに気づき、ルフィは治してもらえると言うことで嬉しそうだ。
『治すのは言葉のままよ』
恋歌はルフィの怪我に手を当てて鬼道で治していく。
恋歌の手から淡い光りが発せられ、ルフィの怪我を治していく。
不思議な力のことは知っていてもはじめて見たエースと、見たことのない力を見たサボは驚いている。
ル「もう痛くねぇ!」
数秒後ルフィがもう痛くないと言って元気に走り回り始めた。
ル「ありがとう!!」
『どういたしまして』
笑顔のルフィに恋歌も笑顔で返す。
サ「どうなってんだありゃ…」
エ「母ちゃんは不思議な力が使えるんだ」
サ「まぁ確かに怪我を治せるって不思議な力だよな」
エ「他にもいろいろ見せてもらったことがある
さっき見た竜巻みたいなのも母ちゃんの力だ」
サ「竜巻も起こせんのか!?」