第14章 家族
いつもサボと釣りに来ていると言う川に連れてきてもらい乾いたルフィの血を恋歌は自分の服の血が着いていないところを裂いて水に濡らした。
そしてその布で血を拭ってやる。
ルフィは少し幸せそうである。
エ「この甘ったれ
俺はお前みたいな甘ったれも嫌いだ」
ル「甘ったれてねぇよ!
俺は強いんだ!」
エ「強い?
誰が?現に今だって甘ったれた顔してんじゃねぇか
男のくせに泣いてばっかのくせしやがって!!」
ル「トゲで殴られたことあんのかよ!
それに俺は7歳だぞ!?
お前みたいに10歳だったら泣かねぇ!」
エ「俺は7歳だって泣かねぇよ!
一緒にすんな!」
ル「俺は誰よりも強くなるんだよ!
すげぇ海賊になるってシャンクスと約束したんだからな!!」
エ「海賊!?お前が!?」
ル「そうだ!!」
エ「なれるか!」
ル「なるんだ!」
サ「はい、そこまで」
喧嘩を見かねたサボが仲裁に入る。
その光景を見ていた恋歌はくすくすと笑い出す。
エ「母ちゃんどこにも笑うとこなかったぞ…」
エースがじろりと恋歌を見る。