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夢現

第14章 家族


『サボ、あっちに行ってエースと一緒にルフィを守ってきて

ここから出れそうなら出てほしいけれど…』

サボは地面に下ろされ、背中を押される。

『私はこの人をなんとかするわ』

サ「でもそれじゃあ…!!」

『大丈夫大丈夫

さ、行って』

サボは後ろ髪を引かれる思いの中エースの方に走っていった。

ポ「てめぇよくも邪魔したな」

ポルシェーミは恋歌の腕に降り下ろしていた刀を一度引いた。

ポ「邪魔ばっかしやがって

やっぱりお前から始末しねぇとだめみてぇだな!!


おいお前ら!!
俺がこの女の相手をしてる間にあいつら捕まえろ!」

ポルシェーミが手下に指示を出す。

『エース、ルフィ、サボ!!

早くここから逃げて!』

恋歌は三人にそう言うがエースは向かってくるポルシェーミの手下たちに鉄パイプを向けていた。

エ「母ちゃん置いて逃げるわけねぇだろ!

それに俺は一度向き合ったら逃げない!」

『もう…怪我だけはしないでね』

サ「おい!本気かよ!」

エ「ああ、なんならルフィ連れてお前らだけでも…」

サ「ふざけんな!!

お前が残って戦うってんなら俺も戦う」

エ「サボ…

死ぬんじゃねぇぞ!!」













ポ「よそ見ばっかしてていいのか?」

ポルシェーミは恋歌が三人を心配して見ているところに斬りかかってきた。

だが恋歌はまた鋼鉄化した腕で難なくそれを止める。

ポ「またか…!!

何なんだよそれ!!」

二度も刀が腕に止められてイライラするポルシェーミ。

『さぁ?なんでしょうね


しかしあの二人が戦ってる以上私はあの子達を連れて戦線離脱を早々にしたいので今日のところはこの辺りで帰らせてもらいますね』

そう言うと恋歌は渾身の力で鋼鉄化した腕でポルシェーミの腹を殴る。

ポルシェーミは痛みで声がでない。

『本当はもっとるの仇を討つつもりでしたが時間があるときにさせてもらいますね』

踞るポルシェーミを一瞥するとエースたちの方に走っていった。
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