第14章 家族
ル「恋歌姉ちゃん!!」
ルフィは必死に恋歌に声をかけるが、返事をする気力が今はない。
俯いて動かなくなった恋歌をポルシェーミは気を失ったと判断したのかまた標的をルフィに変える。
ポ「さて、煩い女はこれで何も言えなくなった
次はガキ、お前の番だ
ああなりたくなかったら素直に言いな」
ル「殴られるのは嫌だけど、言うのも嫌だ!!」
ポ「あのなぁお前の友達が盗んだのは俺たちの大事な金なんだ
在りかを言ってくれなきゃ困るんだ
俺たちの船長のブルージャムって人は人でなしなんだ
俺たちが諦めても船長は必ずエースを探し出す
だから教えてくれ」
ル「嫌だ!!」
ポ「おいお前らエースとサボ探してこい
悠長なことやってる時間はねぇんだ
このガキから何か情報得たら連絡する」
「はい!」
ポルシェーミは頑なに言わないルフィに溜め息をついて数人の手下たちに二人を探してくるように言った。
そしてここにはポルシェーミ、ルフィ、恋歌の残りの手下残る形になった。
ポ「一発殴ってみるか
それなら痛さで言うかも知れねぇ、なっ!!」
ポルシェーミは恋歌の忠告を忘れ、ルフィをグローブで殴った。
ル「ぎゃあああああ!!
いてぇよー!!こえぇよー!!
助けてくれー!!」
ルフィは痛みのあまり泣き叫ぶ。
ルフィの頭からは血が大量に出ている。