第14章 家族
そう言われたサボは嬉しそうに笑ってくれた。
サ「せっかくの素敵なお誘いですけどエースに睨まれるんで…」
エ「なんで俺が睨むんだよ…」
サ「なんとなくだよ
あーでも今日もエースに勝てなかった」
少し悔しそうに札束を数えながらサボは笑う。
エ「別にどっちが勝ってもいいだろ
いつか二人で使う海賊貯金
貯めはじめて5年になるな」
エ「苦労した…」
サ「そうだな…」
二人は辺りの風景を見ながら語り合っていた。
そんな二人を恋歌は静かに見ていたが下から気配を感じ視線を下げる。
するとそこには
ル「海賊船!?」
追い付いてきたルフィがいた。
二人は騒ぐルフィを
「「静かにしろ!!」」
と殴った。
二人はそのままルフィを近くの木に縛り付けた。
『なにもそこまでしなくても…』
ル「恋歌姉ちゃん助けてくれ!」
エ「黙れ!!
母ちゃんの名前を気安く呼ぶなと言っただろ」
そして何故かそのあとのサボとエースの話し合いによりルフィが他の人にこの事を話すかもしれないということで殺すことにしたようだ。
そのことでルフィが騒いでいるがどちらがルフィを殺すのかで言い争っているが結局二人とも殺し方がわからないということで喧嘩になる。
ル「水に落とさないでくれー!!」
『なんで自分で言っちゃうかなぁ…』
自分の弱点を簡単にばらしてしまったルフィに苦笑いが溢れる。
エ「よし川だ」
サ「てかなんでこいつ自分で言ったんだ!?」
エ「ばかなんだよ」