第13章 再会
『なんか周りの人の様子おかしくない?』
山賊の三人は目を見開いたまま固まり、ガープは遠くを見つめ、ルフィは羨ましそうにこちらを見ている。
エ「あのガキとじじいはわからねぇけどあの三人は俺の様子に驚いてるんだろ」
『これ普通のエースでしょ?』
そう言われてエースは苦笑いしか返さなかった。
ガ「まさか恋歌が着いてきとるとは予想外じゃったのぉ…
どうするべきか…」
ル「いいなぁ…
俺も姉ちゃんにぎゅってしてもらいてぇ!!」
『ガープさん、私はエースの側をもう離れませんからね
離れて暮らすのは嫌です』
その言葉にガープは頭をかきながら困ったように言う。
ガ「じゃがのぉ恋歌のような娘をこんなとこに置いていくわけには…」
ダ「こんなとこで悪かったね
だが確かにあたしも反対だね
あんたみたいなひょろっとした子がここで暮らせるわけがない」
『ちゃんとここのルールには従います
それに私がいた方がエースは言うこと聞いてくれますよ?』
ダ「あ、じゃあ残っとくれ」
あっさり許可をもらえた。
一体どれだけエースの扱いに苦労していたのやら。
ガ「くぉら!!
勝手に決めるんじゃないわい!」
『大丈夫ですよ
私こう見えても丈夫ですし!』
エ「母ちゃんなら大丈夫
それに俺もいるしな
ここのやつらに手は出させねぇ」
『ほら、エースもこう言ってくれてますし』
そしてガープが渋々おれることになる。
ル「なぁなぁ姉ちゃん
俺もぎゅってしてくれ!!」
エ「ふざけんな
誰がお前なんかに母ちゃんを触らせるか
母ちゃん中入ろ」
エースに手を引かれて入った家の中は薄暗かった。
しかし周りには人の気配が無数にするので大勢いるのだろう。
そして後から入ってきたルフィが襲われていたがガープの名を出してその場は収まった。