第13章 再会
嫌だと言う三人にもガープは脅しをかけて無理やりルフィを預けようとする。
すると四人が話している間にまたちょろちょろしていたルフィが声を上げた。
ル「おい!お前!
謝れ!汚ねぇじゃねぇか!!」
ルフィが怒っている視線の先には大きな牛の上に乗り鉄パイプを持ったエースがいた。
ガ「ルフィ、そいつがエースじゃ
今日からここに一緒に住む」
勝手に決めたガープに三人から批判が漏れる。
睨み合うルフィをガープは仲良くしろとしかり、批判を言う三人を眼力で黙らせる。
漫才のようなやり取りに恋歌は笑いがこぼれた。
だが自分はエースに会わなければいけない。
いや、ただたんに会いたいだけなのだが。
怒るルフィを無視して家に入ろうとするエースを呼び止める。
『エース!』
突然現れた恋歌に全員が驚く。
ガ「な、恋歌!
なんでここに!?」
ル「恋歌姉ちゃん!!」
「誰だいありゃ…」
「綺麗な人だな…」
「でもエースって言わなかったか?」
エースは立ち止まりゆっくり振り向く。
エ「か、」
「「「「か?」」」」
山賊三人とルフィの声が重なる。
エ「母ちゃん…」
「「「「な、なにー!?」」」」
またしても悲鳴が山に木霊した。