第13章 再会
しばらく山道を歩いて到着したのは1つの家。
ガープは扉をどんどんと強い力で叩く。
ガープから下ろしてもらったルフィはその辺りをちょろちょろと走り回っている。
バァンという音と共に扉が勢いよく中にいた住民により開けられる。
「やかましいわぁ!!
一体何処の命知らずだい!?」
中から出てきたのは体の大きな口の悪い女性。
ガ「わしじゃ」
その女性はガープさんのいきなりの登場に驚いていた。
そしてその左右に家の中から男が二人新たに出てきた。
その二人もガープの登場に驚いていた。
ガ「元気そうじゃな」
「冗談じゃねぇよ!
もうぼちぼち勘弁してくれよ!
エースのやつもう10歳だよ!?」
その言葉にガープは嬉しそうに笑う。
『(エース…)』
手に追えないとか引き取ってくれとかそんな言葉が聞こえるがガープは物ともしていない。
そのうちちょろちょろしていたルフィが見つかり怒られた。
そのルフィをガープがつまみ上げ三人の前につきだす。
ガ「こいつも頼む」
その言葉にルフィはちゃんと挨拶をし、三人はガープの孫ということともう一人子どもが増えるということに絶叫していた。