第1章 ラギー
「あ、、っふう、せんぱ、、」
執拗に続く胸への愛撫に、頭がぼんやりして体の奥がうずく。耐えるようにずるりと右足がシーツを蹴る。
なのに、先輩には声が聞こえてないようで。
「あっ、!」
胸の先を甘噛みされて胸を突き上げる。
「なん、で、、?」
あまりに胸ばかりへの愛撫に思わず疑問を口にすれば、ラギー先輩はようやく顔を上げ、
「っ!」
その顔はいつもの倍いじわるそうな顔をしていて、
「あれー?どうしたんスか?なにか言いたいことあるんなら、」
つー、と。
へそからまだ脱がされてもいない割れ目に人差し指でなぞり、
「口でいってくんなきゃわかんないっすよ?」
挑発するようににぃ、と笑う。
その瞬間、カッと顔に血が集まった。
「ほらほらー、俺はもうかわいーゆうちゃんいっぱいみれたんで、なんかねみぃし、このまま寝ちゃってもいいんスけどね?ゆうちゃんはそれでいいんスかー?」
シシシ、熱っぽい瞳で見下ろしながら、楽しくて仕方ないというように笑うラギー先輩。
それに対してわたしは羞恥で震える。