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【ツイステ】短編集【R18】

第1章 ラギー


いつもは生意気そーな目も、いまは潤んでてかわいい。真っ赤な顔も、余裕なさそうな表情も、苦しそうに吐く熱い吐息もいつにも増して色っぽい。


「ゆうちゃんって、ほんとかわいーーッスよねえ、」

「っ、」


こてん、首をかしげ舌足らずにそう言いながら、ラギー先輩の手はするりとわたしの制服の下に侵入する。

その手はそのまま制服のシャツを胸までたくし上げ、「胸あげて?」お願いされたわたしは大人しく従ってぷちん、とブラのホックが外される。


「やわらけーし、」

「ぁ、」

「反応もかわいーし、」


もにゅ、と左の胸の形を崩したその手が、ぴん、と頂きをはじいて「あん!」声が出る。


「はーっ、ほんとすきッス」


苦しそうに息を吐いたラギー先輩が視界いっぱいに近づいてきて、ちゅ、軽い口づけののち、少し口を開けばにゅるりと舌が侵入してくる。いつもより丁寧に、歯列をなぞり、舌をなぞり、上顎を優しく触るその感覚にぞくりと体を震わせる。

「っはあ」


ずいぶん長い間キスしてたなと思えるほど、くるしい。

ようやく唇を離したラギー先輩は、しばらくわたしの顔をじーっと見たかと思うと、ニィ、満足げに笑い、

「あっ、」

鎖骨にその鋭い犬歯を刺した。甘噛みのそれで、そこまで鋭い痛みはなく、そこをぺろりと舐めた先輩は今度は胸、腹、二の腕と噛んでいく。


「い、た、ラギー先輩、?」


わたしの声も無視して、ラギー先輩は今度は胸の先っぽを口に含むとちゅう、と吸ったり舌で丁寧に弄ぶ。右手は反対の胸をいじる。
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