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【鬼滅の刃】水魚之交

第12章 藤の家





陽華は部屋に戻ると、布団に横になった。

「お布団、久しぶりー!」

最近、ずっと野宿が続いていたので、柔らかい布団の感触に感動していた。

隣の部屋には、炭治郎たちがいるらしく、わいわいと賑やかな声が聞こえてきた。

「やっぱりあの婆さん、妖怪だよ!」

そう怯える善逸の声と、それを諌める炭治郎の声。その会話を聞いていて、陽華は思わず笑ってしまった。

(そう言えば、前にも同じようなこと言ってたヤツがいたな。)

陽華は初めてこの藤の家に来た日のことを思い出していた。


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