• テキストサイズ

【鬼滅の刃】水魚之交

第10章 最終選別





全ての準備を整え、玄関口に立つと、師匠・鱗滝左近次は二人を交互に見ながら言った。

「鬼殺隊に入った以上、今まで以上に辛いことが待ち構えている。けど、お前達は辛い修行や辛い出来事を、乗り越えてここにいる。そんなお前達なら、きっと乗り越えて行けると、わしは信じている。」

そこで、鱗滝は一旦言葉を切ると、二人の頭に手を乗せた。

「行ってこい!義勇、陽華。」

「「はい、行って参ります!」」

義勇と陽華は、鱗滝の檄に同時に答えた。

そして二人は鱗滝に感謝と別れを告げると、鬼殺隊としての一歩を踏み出したのだった。









/ 550ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp