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【鬼滅の刃】水魚之交

第42章 ※繋ぐ想い 後編





やがて、クチュっと音を立てて、先端部分が入ると、陽華はそのままゆっくりと腰を降ろしていった。
久しぶりにそこに感じる義勇の質量に、一瞬だが陽華の顔が苦しそうに歪んだ。しかし根元まで入り切ると、小さく声を上げて、ゆっくりと息を吐き出した。

「…はぁ…、んっ…、」

その艶めかしい吐息に、気分が高揚してくる。義勇は無意識に手を伸ばすと、陽華を抱き寄せていた。そのまま、少し汗ばんだ陽華の首筋に顔を埋めると、小さく呟く。

「…お前の中、熱いな。」

「義勇のも熱い。私の中でビクビクしてる。…気持ちいい?」

「あぁ。…本当に済まないが、今日はそんなに…持ちそうにない。」

久しぶりのせいもあるのか、ただでさえ締め付けの強い陽華の内部が、より義勇を締め付けてくる。そんなに長くはもたないだろうと、義勇は前置きした。

「いいよ、私はさっきしてもらったから。義勇の好きな時にイッて?……動くね?」

義勇が頷くと、陽華は手を義勇の首に回し、ゆっくりと身体を上下に動かし始めた。

「んっ…くっ、」

まだゆっくりと動いてるだけなのに、たっぷりと潤った陽華の内部が、搾り取るように絡みついてくる。
さらに追い打ちを掛けるように、ザラついた表面にモノが擦られ、義勇は思わず、苦しそうに呻いた。

そんな義勇の姿を見て、陽華は少し焦らしすぎたと反省した。早く楽にしてあげたい気持ちで、腰の動きを加速させていく。

しかし、義勇のモノが最奥を何度も刺激してくると、甘い痺れが陽華の身体を疼かせる。

(ぁ…ん…、気持ちよくなっちゃ…だめっ…、ん…でも、止まらないっ、)

義勇を誘う為の動きが、いつの間にか、快感を貪るような動きに変わる。陽華は、義勇の先端が良い所に当たるように、厭らしく腰を動かした。

うねうねと動く腟内に、義勇の快感も深くなる。





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