• テキストサイズ

【鬼滅の刃】水魚之交

第35章 最終決戦 邂逅





「義勇さーん、陽華さーん!」

炭治郎が戻ってきて、陽華は慌てて義勇から離れた。

「どうだった?」

「駄目でした。匂ったと思ったら行き止まりだったりして。」

花子はこの城は刻一刻と姿を変えていると言っていた。意図的に遠ざけられている可能性もある。

先にこの城を造っている鬼を退治しなければ、突破口は見つからないんじゃないか?そう陽華が考えたその時だった。




べんっ!




突如、琵琶の音色が響き渡り、次々と目の前の風景が変わっていった。




べんっ、べべんっ!



「な、何?」

「落ち着け!」


わけが解らず戸惑う陽華に、義勇が一括した。



そして、やっとそれが落ち着いた時、陽華達の目の前に現れたのは、憎き敵の姿だった。


/ 550ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp