第30章 ※お仕置き
そのまま、容赦なく中を擦り、何度何度も押し潰すように侵入してくる義勇に、陽華の声をいつもより一段と大きくなっていった。
「ダメぇっ…そんな…したら、すぐイッ…あぁんっ!」
「イキたかったんだろ?イケっ!」
自分ももう余裕がないことを感じた義勇は、荒い息の中、陽華を促すように叫んだ。
「んあっ!あっ…あっ…。ぎ、ぎゆぅ…最後に、ぎゅっとして…、」
陽華は義勇を求めるように手を伸ばした。
義勇は担いだ足を降ろし、それに答えるよう、陽華をぎゅっと力を込めて抱き締めた。陽華も抱き締め返すと、義勇の腰は追い込むように加速し始めた。
「やあぁっ…ぎゆう…、ぁんっ…気持ちいぃ…、ダメっ、イッちゃ…う!ああっ!んあっ…、あっ、んぅ…んあぁっ!!」
次の瞬間、陽華は狂ったように声を上げ、義勇の背中に爪が食い込むほど強くしがみついた。そしてそのまま、何度も身体をビクンっビクンっと震わせた。
「はぁ…はぁ…、気持ち…いい…。」
待ちわびたこの瞬間、反動が強すぎて、陽華は義勇に抱きついたまま動くことが出来なかった。しかし、それに慌てたの義勇だった。
「お、おい、陽華!離せ…出るっ!…んぁっ!!」
義勇は小さく声を上げると、陽華の膣内に挿入させた自身の先端から、白く濁った液体を勢いよく放出させてしまった。