第29章 ※逆上せあがる
「…準備は…、大丈夫だな。」
陽華を壁に手を着かせて立たせ、義勇は後ろから秘部をまさぐった。指を差し込むと、陽華から艶かしい吐息が漏れた。
「んぁ…ぁ…、」
義勇は引き抜いた指を舐めると、立ち上がり、後ろから陽華に覆い被さるように抱き締め、その耳許で囁いた。
「俺のを咥えて、興奮したか?」
「…違うっ、」
「恥ずかしがらなくていい。俺もおまえのをしてる時はすごく興奮する。」
「…いちいち言わなくて…いいか…、あっ…うそ…あぁんっ!……そんな、いきなりっ…、入れ…、」
予告なく後ろから差し込まれ、陽華の身体がピクッと震えた。
「すまない、我慢出来なかった。」
そう言って、義勇は奥まで一気に打ち付けた。
「あっ、ぁんっ!……すごい、奥まで…来てる。」
義勇はそのまま緩急を付け、陽華の内部を削るように、腰を動かした。